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メンデルスゾーン チェロソナタ [音楽]


Mendelssohn:Oeuvres Pour Cello

Mendelssohn:Oeuvres Pour Cello

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Lyrinx
  • メディア: CD


チェロとピアノのための協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17
チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調 Op.45
チェロとピアノのための無言歌 ニ長調
チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.58

チェロ: ヴァレリー・エマール
ピアノ: ピエール=ロラン・エマール


『考える人』(2009年 春号)のエマールさんのインタビュー記事で、「もうひとりの妹、ヴァレリーは音楽家になってチェロを弾いています。彼女とはメンデルスゾーンの作品をいっしょに録音もしています」という内容を見て興味を持ったアルバムです。好きなアーティストであっても共感できない演奏もあるのですが、これは大当たり!。室内楽曲というのも良いです。メンデルスゾーンは交響曲ばかり聴いていたので新鮮味がありますね。


真冬よりも秋の夜長に似合う曲でしょうか。付属のライナーノーツには「これらの楽曲は抒情性に満ち溢れていて、ブラームスの作品につながるものがある。とりわけチェロ・ソナタ第2番は。」と解説があります。そういえば何となくブラームスのソナタにも似ているなぁ。


この録音、ピアノの存在感が大きいです。奇をてらった弾き方であったり、チェロの演奏を遮るようなことはもちろんありません。おそらくオーソドックスな演奏です。でもときどきはっとする瞬間があるんです。フレージングが冴えている演奏、ってこういう弾き方なんだろうなと(素人の私は)解釈しています。時にチェロをリードし、そのリードに負けじとチェロが応える様子が際立って素晴らしいです。ヴァレリーさんのチェロをもっと聴いてみたくなったので、コダーイの無伴奏チェロソナタのCDを早速注文しました。


今日のCDは日本のアマゾンでは廃盤扱いですが、イギリス、フランス、ドイツのアマゾンでは入手可能です(本CDおよびジャケットの違う再販版)。

ジャケットの写真→そっくり!?
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