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モーツァルト ピアノ協奏曲第18番 [音楽]

モーツァルト ピアノ協奏曲第18番

ピアノ&指揮: ピエール=ロラン・エマール
管弦楽: クリーヴランド管弦楽団
2/18の演奏会のエアチェック

最近、エアチェックした放送やテレビの録画を消化するのが遅れ気味です。エマールさんのモーツァルト、やっと聴くことができました^^


明るくて快活なアンスネスさんのピアノの対極にある演奏です。アンスネスさんが軽やかに弾くところをエマールさんはじっくり聴かせるんですね。テンポは遅めですが透明感のある音色を保ちつつオケを自在にドライブしています。思慮深い?モーツァルトです。

急にプログラムが変わったとはいえ、クリーヴランド管にとってはモーツァルトの弾き振りプログラムはお手の物。ここ数年は内田さんと組んでいるので、エマールさんに代わってもその姿勢は変わらずといったところです。せかせかせず、重心は低めに構えつつも決して重たくはならない。エマールさんのピアノによく合います。ノルウェー室内管弦楽団がピリオド系の奏法であるのに対し、クリーヴランド管はモダンオーケストラの演奏です。

レビューも概ね好評。

"The reduced ensemble was hyper-responsive to cues from the piano soloist, and the give and take was impressive even in the smallest nuances and joins. Aimard played with purpose and clarity, masterfully shaping and directing his phrases." (clevelandclassical.com)
→実際に聴いていると、オケの面々がどんな小さな指示も逃さずに反応している感じがします。


"the Mozart by and under Aimard was impossible not to like, a few minor flaws notwithstanding. Far from monochromatic, his performance was woven liberally with dark, gloomy threads, such that even smooth or bubbly surfaces transmitted ripples of discontent.
What's more, the reading was unusually intimate. Leading from the keyboard, Aimard kept the ensemble on its very tiptoes and engaged with it in meaningful, contoured dialogue."
(cleveland.com)
→そうそう、特に第2楽章、薄暗い糸で織りなすイメージなんですよね。エマールさんの解釈は。


シェーンベルクとストラヴィンスキーの曲は初めて聴いたのでまだ頭の中で咀嚼中です^^

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