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パルティータ第1番 [音楽]

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バッハ パルティータ第1番変ロ長調 BWV 825
1. プレリュード
2. アルマンド
3. クーラント
4. サラバンド
5. メヌエット1
6. メヌエット2
7. ジーグ


パルティータというのは当時の舞曲からなる組曲。
どんなふうに踊るのか解説を読んだだけでは想像もつきませんけれども、優雅な曲を集めた以上のものを感じます。

ギル・シャハム曰く、
「パルティータは世俗的な舞曲を集めたものですが、バッハの作品には彼の深い信仰心が反映されています。彼の精神性が非常に強く表現されています。弾き手にも聴き手にも深い印象を残す作品です。 」(クラシック倶楽部 2010年の来日時のインタビューから。)

彼が弾くのはもちろんヴァイオリンの方のパルティータですが、
パルティータという点では同じなので通じるものがあります。


最近の愛聴版シュ・シャオメイさんの演奏は、内側からにじみ出る芯の強さを感じずにはいられない名盤です。ギル君の言うバッハの精神性のようなもの感じ取ることができるのです。それも全く押し付けがましくない形で。

特に気に入っているのは後半部のメヌエットとジーグ。
多くのピアニストが華麗に颯爽と駆け抜けるのに比べ、シャオメイさんのピアノはいかなるときも冷静さを失いません。派手さとは無縁。抑制されたタッチで静かにしっとりと歌い上げてゆくのが実に素晴らしく、その音色は慈愛に満ち溢れています。







タグ:Zhu Xiao-Mei BACH
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