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サンセットの音楽 [音楽]

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シャオメイさんのパルティータのアルバムから今日は第4番を。
パルティータの中でシャオメイさんが最も好んでいるのがこの4番なのだとか。


バッハ パルティータ第4番二長調 BWV 828
1. プレリュード
2. アルマンド
3. クーラント
4. アリア
5. サラバンド
6. メヌエット
7. ジーグ



私にとっては、


パルティータの第1番がサンライズの音楽ならば、
パルティータの第4番はサンセットの音楽。



夜ひっそりと静まった部屋で聴くと、もやもやとした負の感情が洗い流され、
新たな気持ちで明日を迎えられるような気がするのです。


シャオメイさんはパルティータの中でとりわけ、
アルマンド
サラバンド
ジーグ
のセクションを偏愛しているそうです。以下、ライナーノーツからの抜粋です。

『アルマンドの持つ類い稀なるリリシズムを愛しています。バッハが苦手な人には、第4番や3番のアルマンドを勧めますね。
サラバンドは偉大なる瞑想の瞬間です。パルティータのような世俗的な音楽が神聖な音楽へと向かう瞬間があるのです。キリストの受難を瞑想する時が。 ジーグの持つ活力には抗いがたい魅力があります。』



明るく力強いタッチで始まるプレリュード。軽やかでビロードのようなピアノの響きに引き込まれます。心の中の煩悩が浄化されてゆく感覚があります。実はこのブログを書いている最中にニュースとんでもないが流れて来たので、心が乱されてソワソワしていたのですが、冒頭のメロディを聴くにつれて落ち着きを取り戻しました^^;
抒情性に富んだアルマンド。シャオメイのさんの内省的なタッチを聴くと自然と夕暮れ時の長閑な風景が浮かんできます。快活なクーラントと嫋やかなアリア。神聖な世界を感じさせるサラバンド。和やかなメヌエットを受けて最後のジーグ。ヴァイタリティに満ち溢れた世界は圧巻の一言です。



こちらには仰天でした。明後日からクリーヴランド管とのツアーなのに。
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タグ:Zhu Xiao-Mei BACH
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